ホモ・サピエンスに対峙して、プランタ・サピエンス。
副題には「知的生命体としての植物」とあります。
「知恵のあるヒト」、ホモ・サピエンスの名づけ親は、分類学を築いたカール・フォン・リンネ。18世紀に活躍したリンネは生物界を動物界と植物界に二分類しました。
その後、知恵はヒトの特権ではなく、動物も持つことが明らかとされました。さらに、21世紀の今、植物にも知性があることが、神秘のベールが科学的に剥がされようとしています。
植物の知性に特化した研究を行う、スペインはムルシア大学MINTラボ(Minimal Intelligence Lab)の科学哲学教授、パコ・カルボさんが示す植物の知性とは?
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