Green Library

心の糧になる植物の本コレクション

草花との新しい関係が始まる予感「& Flowers 花と緑を愛でる」

新年、明けましておめでとうございます!

新しい年が始まると、何か新しいことをはじめたくなります。

もし、それが日々の暮らしのグリーンだったら、ヒントを与えてくれるのが「& Flowers 花と緑を愛でる」。

より良き日々のための案内書、&Premiumの特別編集合本です。

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イギリスの田園に小旅行:カントリー・ダイアリー(イーディス・ホールデン)

1906年にかかれた、カントリー・ダイアリー。

イギリスの中部、ウォリックシャーの自然が描かれています。

70年間、世に出ることなく眠っていましたが、1977年に出版されるやいなや、世界中で700万部を販売。

1年間、ベストセラーに君臨していたそうです。

その魅力とは?

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ほとばしる情熱!園芸熱感染にご注意「園芸家12カ月」(カレル・チャペック)

本当の園芸は牧歌的な世捨て人のやることだ、

などと想像するものがいたらとんでもない間違いだ。やむにやまれぬ一つの情熱だ。(カレル・チャペック「園芸家12ヶ月」)

園芸家、ガーデナーに関するエッセイのなかで、

不動の人気を誇る「園芸家12カ月」。

チェコの小説家カレル・チャペック氏の作品で、1929年に出版されています。

約100年前に執筆された本なのに、2020年に新装版がでたぐらい愛され続ける。

その秘密とは?

園芸家12カ月

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みどりのゆび:植物界の星の王子さま

「ぼく、すばらしいことを見つけたんだ。」

 とうんと声をひくめて、チトはいいました。

「花って、災難がおこるのをふせぐんだよ」

 (モーリス・ドリュオン「みどりのゆび」)

12月は特別な月。

街がクリスマスで華やぐ季節。

誰もが童心に戻りやすくなる、

そんな12月に開きたくなるのが、

モーリス・ドリュオン「みどりのゆび」。

1957年に出版されたフランスの童話です。

クリスマスのお話しではないし、サンタクロースも登場しません。

なのに、なぜ12月に読みたくなるのでしょう?

愛蔵版 みどりのゆび

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